荒井総合法律事務所は良質なリーガル・サービスの提供を目指して昭和52年(1977年)に設立された荒井洋一法律事務所を前身とします。水道橋(千代田区西神田)に置いた小さな事務所は、その後、港区西新橋に移り、平成7年(1995年)には荒井総合法律事務所と名前を変えて業務を拡大してまいりました。
その間、高度経済成長からバブルの崩壊、それに続く日本の長い低迷、リーマンショック、東日本大震災と様々な出来事を経て時代はめまぐるしく変わりましたが、どんな時代も弁護士として、それ以前に人として日々誠実さを貫く努力をしてきたつもりです。そして振り返ると、いつの時代にも私を信頼してくださった皆様がいらっしゃったことにあらためて感謝をする次第です。
弁護士業務に関しては、誠実さを土台に、一貫して依頼者の気持ちを理解する努力、適切な解決手段の選択及び丁寧な事件処理を心掛けてまいりました。時代の流れとともに、複雑な案件も増えておりますが、複数の弁護士の担当としたり、事務所会議で合議したり、また特殊分野を専門とする弁護士や税理士、弁理士等隣接業務の専門家とも提携して、総合的な法律問題の解決に取り組んでおります。
その取り組みとしては、訴訟等の法的紛争だけでなく、紛争予防のための法律相談、契約書案の作成・検討に注力しています。また、新規事業計画のスタッフとして参画したり、企業買収、事業譲渡のデューディリジェンスや契約書の作成への取り組みも積極的に行っています。現代社会において適切、迅速な問題解決は切に望まれるところです。この認識を所員間で大切なものとして共有しつつ、依頼者の皆様に心より満足していただける仕事を目指すつもりです。
平成25年(2013年)7月、当事務所は港区虎ノ門1丁目に移転し、会議室、執務室の拡充を行いました。ハード面の充実が「依頼して良かった。」というソフト面でのご満足に繋がるよう、今後も所員一同謙虚に、地道な研鑽を積んでいく所存です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
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