重荷を背負って坂を登るあなたに贈りたい
悩める人の人生の手引き書
私が折りにつけて口にする、かってに作った「なんちゃってことわざ」です |
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(失敗して落ち込んだ時に唱えたい)
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人のうわさは35日
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昔の時間を現代の時間に換算すると 75日→35日
つまり月が変わればあなたの失敗など誰もが忘れてしまうというわけです。
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逃がした魚は小さい
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鯛を釣り逃がして悔しがってみたけれど、逃がした魚をよくみたらハゼだった。
もちろんドンマイ。落ち込むなんて時間の無駄です。
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(人生の成功を夢見るあなたへ)
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井の中のかわず大金を知らず(チャレンジ)
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リスクもあるけれどチャレンジしなければ大金は手に入りません。
人生の成功を夢見るあなた、井戸の中から顔を出して好きなことにチャレンジしてみましょう。
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猿も温泉に入る(好奇心)
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志賀高原のふもとに「後楽館」という秘湯があります。温泉の湯気で蒸した「ちまき」で有名なこの宿は、猿が露天風呂(もちろん人間用)に入りに来ることでも知られています。猿は好奇心が強い。「なんだろう」とおそるおそる温泉に入ってみたら気持ちが良くてやみつきになったというわけです。
後楽館の裏山には猿専門の温泉もありますが(入場料あり)、猿たちはそれはそれは具合よさそうな顔で湯につかっています。因みにここは日本人より外国の観光客が多く、これまた好奇心の強そうなお顔でみな様カメラを構えています。成田経由で新幹線に乗り長野駅で乗り換えてこんな山の中まで来るなんて、実に好奇心は成功の基、そして楽しさの源だと教えられます。 |
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(急ぐあなたに贈りたい)
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石橋をまたいで渡る
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急ぐときは、あらゆるショートカットの道を考えましょう。 |
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急がば走れ
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これは基本です。間に合わないなと思った時は必ず走って息をきらし、すまなそうな顔で室内に走り込むのが遅刻者のマナーです。 |
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(日頃の生活に倦んだあなたに贈りたい)
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捨てる紙あれば拾う紙(神)あり(道路掃除)
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道ばたに平気でたばこを捨てる人を見ると、そのマナーの悪さにあきれます。
仕方がないからほうきを持ち出しますが、このことわざを唱えながら掃除をするとトレスはたまりません。この場合、拾うものは紙(たばこ)、拾う人(自分)は神です。 |
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まかぬ種も生える(草むしり)
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抜いても抜いても生えてくる雑草の生命力には本当に感心します。 |
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日常が茶飯事(食事作り)
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毎日の仕事も大変ですが、毎日の家事もなかなかに疲れるものです。
海彦、山彦のように仕事を代わってもらいたいときに唱えると良いでしょう。
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(自分にごほうびをあげたいときには)
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朝からぼた餅
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(ダイエットしたいときには)
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一日 一膳
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(子どもから親にいいたい ひと言です)
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かわいい子には楽させよ
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勉強、勉強とばかり言わないで、たまには楽しいことを考えてやりましょう。 |
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子どもの心を親知らず
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たまには立ち止まって、自分が子どもだった頃の気持ちを思い出しましょう。 |
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子どものけんかに親も出ろ
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これには少々説明が必要です。
大昔、私が子どもだった頃の近所でのできごとです。
遊びに出たものの泣かされて帰ってきた我が子を見て、その家の母親が、やにわに物干し竿をつかんで駆け出した姿を見たことがあります。もちろん、我が子の遊び友達である悪ガキに向かってです。
憤怒で逆立った髪、 への字に結んだ口、下駄を履いて突進していく姿。この強烈なシーンを、その後長じてから何度思い出したことでしょう。そのたびにちょっと笑えて、ちょっと心が温まる。
はいっ!もちろん物干し竿はいけません。乱暴です。どちらに理があるかも判らないのに駆け出すなんて短絡的、親のエゴです。
でも・・・・
泣いていたあの子は、その夜とっても安心して眠りについた気がするのです。そして次の日にはきっと「遊ぼう」なんて声をかけて、またいつものように悪ガキたちと日が暮れるまで遊び呆けたんじゃないかと思うのです。
思うに、たとえどんな子育てであろうとも最終的に親のすべき仕事はただひとつ、「自分は深く愛されている」と子どもに実感させることではないでしょうか。
そして、愛されていると実感できた子は、きっとひとりで歩きだすと思うのです。
あの親子のことを今でも私が忘れないのは、愚かしくも深い母親の愛情を、子どもながらにあの場で感じ取ったからなのかもしれません。
”子どものけんかに親も出ろ”
さあ!子どもと一緒に泣いて笑って、そして怒りましょう。
泣いて、笑って、怒った後には、案外素直な感情が子どもの心に芽生えてくるかも しれませんよ。
「ママそんなに怒らなくてもいいよ。やっぱり明日はぼくの方から遊ぼうって言っ てみるよ。だからあまり心配しないでよ。」なんてね。 |
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S子
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