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今年、世界遺産に登録された富士山に行ってきました。悪天候の予報でしたが、到着時はすばらしい天気でした。 |

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今回は御殿場口新五合目(標高約1,450m)から上ります。富士登山の4ルートのうち、もっとも距離が長く、標高差も大きいルートです。 |

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登りはじめはこんな感じです。天候に恵まれ見晴らしもよく、気持ちよく上ります。周りには何もなく、他の登山客もわずかなので不安になりますが、混雑が嫌いな人にはおすすめのルートです。 |

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標高約1,400m、約8キロの距離を上って、ようやく六合目です。途中に山小屋もトイレもなく、同行の仲間、手持ちの水、食料、雨合羽、金剛杖が頼りです。天候も予報通り荒れてきました。
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登山の楽しさは消え、完全に苦行モードです。霧で何も見えず、強風が火山砂利、雨を横殴りにたたきつけてくる中、黙々と上ります。この後、夜になってから宿泊予定の山小屋にようやくたどり着いたときは、遭難してなくてよかったと安心しました。 |

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翌朝も変わらず悪天候でしたが、何とか火口まで登り、這いつくばるようにして剣が峰までたどり着きました。普段は混雑していて写真撮影のために結構並ぶそうですが、我々以外は1組しか来ていませんでした。周りの景色は何も見えませんでしたが、こんな悪天候の中上れていい思い出になりました。
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下りです。下るにつれ、天候が回復していきます。宝永山がきれいで登りたくなりますが、私にはそこまでの元気がありませんでした。 |

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大砂走りを豪快に駆け下ります。1歩2〜3mで飛ぶように下ることができるので爽快です(ただし、足にきます)
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初めての富士登山でしたが、登山経験のある友人達のおかげで無事に登頂・下山することができました。新五合目の大石茶屋にて、皆で巨大なかき氷を食べて疲れを癒やします。次は天候がいいときに登ってみたいです。 |