@ |
りんご、キウイ、いちご、みかん、オレンジ・・・・etc
キッチンにある果物なら何でもOKです。薄切りにして、これもキッチンにあるワインの残りを振りかけておきます。
ワインを振りかけたフルーツは1日か2日目が、使い頃です(1週間以上経つと、酸っぱくなります)。 |
A |
水と、やかんを用意します。
水道水で充分ですが、酸素を多く含むように、勢いよく、やかんに注ぎます。
開封直後のミネラルウォーターを使う場合は、少し量を減らし、よく振って、酸素を含ませます。一人分でも湧かす水は多めに1000cc以上用意します。 |
B |
強火で短時間に湧かします。酸素が無くならないように、沸騰直前の95度〜98度で火を止めます。 |
C |
茶葉を用意しますが、これも、特別なものは要りません。キッチンにあるもので充分です。
但し、茶葉によって特徴も様々ですから、葉の適量はご自分で探してみてください。
普通、人数分+ティー・スプーン1杯と言われますが、軟水の日本の水では、これでは、渋くなりがち。
人数分+ティー・スプーン少々くらいから試していき、「美味しい」と、思うところを見つけるのが、宜しいかと思います。 |
D |
温めたポットに、茶葉を入れたら、フルーツを適宜(3、4片)入れ、茶葉めがけて、やかんからお湯を勢いよく注ぎます。茶葉がほぼ全部上がるくらいが良いので、ちょろちょろと、魔法瓶から注ぐことはお勧めしません。茶葉が浮かび上がったら、お好みで、シナモンを振りかけます。
ところで、ジャンピングと呼ばれる、この茶葉の浮き沈みは、紅茶を淹れる上でとても大事なこと!
一旦浮かんだ茶葉が、雪が降るように沈む間に、ゆっくりと茶葉が開き、良い香りを醸し出していくのだそうです。ここだけは、儀式のように、ゆっくり、たっぷり、しかも、勢いよくやってください。
因みに、1人分の紅茶は、ティー・カップ2杯半(350cc)が目安。2人分ですと、ティー・ポットに700ccのお湯を注ぐことになりますから(湧かす湯量とは別です)、ティー・ポットも家族の人数などを考慮して余裕のあるものを選んでいただきたいと思います。 |
E |
蒸らしは2、3分でしょうか。この間に、ティー・カップを温め、出す準備をします。
茶葉を茶こしで漉しながらゆっくりとティー・カップに注ぐと、心地よい香りが立ちます。
少しだけ甘みを足し、口に運ぶとそこはパリの街角。あなたは、もう、右手の小指を立てて優雅にお茶を啜る、パリ・ジェンヌに変身です。 |