ナ  ガ  レ  ボ  シ

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「流れ星」、、、皆さんは、実際にご覧になったことはありますか。
昔から、流れ星を見たら、願い事を3回心の中で唱えるとその願いが叶うと言われていますね。


(ちなみに、
ユーラシア大陸に存在するいくつかのアルタイ系民族は、流れ星は神様が地上の様子を見るために「天の扉」をちょっと開いた時に漏れた光であり、星が流れた時は、神様が私たちのほうを見ている時なので、その間に願い事をすれば叶うと考えたそうです。
そしてこれが流れ星に願い事をする起源だと言われているそうです。)


私も小さい頃、そんな「流れ星」に憧れとロマンのようなものを感じていましたが、見る事はできませんでした。しかし、大人になってから思いがけず、忘れかけていたこの小さな夢を叶える事が出来ました。(しかも2度も!)
1度目は、澄み切ったスキー場の夜空。そしてもう1回は外国のリゾート地で目にした、きらめく満天の星空の下を流れ行くたくさんの星々。
2回とも自然の中の澄み切った夜空で目にした「流れ星」。
東京の空では、見る事ができないと思っていました・・・・・。


ところが、1時間で40個〜60個近い流れ星が東京で、しかも肉眼で見ることができるのをご存知でしたか!
オリオン座流星群』です。
10月19日〜22日ごろを中心に活動しているハレー彗星を起源とする流星群です。毎年観測される流星群ではあるのですが、その数が2006年から2010年頃まで増加する状況が継続していることが判明し、実際2007年には1時間に50個以上、2008年にも1時間に30〜40個程度という出現が観測されました。
そして、今年2009年にもかなり活発な出現が期待されるといわれていたのです。観測の仕方は、夜22時頃から明け方にかけて、東の空を肉眼でみるだけです。



                       
早速、10月19日の夜12時を過ぎた頃、流れ星を見るために、暖かい上着を着込んで観測開始です。
少し首は疲れますが見上げること約10分。第1の流れ星を発見!
一瞬にして現れ、そして消えていく流れ星は本当に神秘的で、感動するとともに、小さい頃夜空に抱いていた淡いロマンみたいなものを思い出しました。
ちなみに、「願い事を3回唱えたら・・・・・」ですが、
現れて消えていく流れ星はホントに一瞬で、かつ、せっかく見つけた流れ星をしっかり目に焼き付けておきたい気持ちから現実には3回どころか1回も唱える事は出来ませんでした・・・・。
(でも、「また流れ星を見たい」という願いはこの時叶いましたので、満足です☆)



まだ、流れ星を見たことのない方、2009年に流星群を観測することが出来なかった方、是非来年の10月にチャレンジしてみてください。そして、願い事を3回唱えて、あなたの想いを叶えてください!


この時期、夜、外に出ての観察は少し寒さが身にしみますが、色々な想いにふけりながら秋の夜空に輝く星を眺めている時間はとても素敵な時間でした。       


                  


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