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   C ・ M





 ハロウィン、クリスマスにお正月、ホームパーティを開くのにはもってこいの季節がやってきました。プロの味とはいきませんが、心あたたまる美味しいお料理はいかがでしょうか。お客様に喜んで頂け且つ段取りよく、手軽に出来るレシピを考えてみました。



 りんごのピザ   〜 前菜の一つとして 〜

りんごのピザはあっさりしています。少し冷めても、味は変わりないのでお客様が到着する前に何枚か焼いておくと良いかもしれません。



< 材料 >



・ピザ生地 
(クリスピータイプ)
・りんご
・はちみつ
・シナモン
・バター
        




1枚

2分の1
大さじ2
お好み
お好み

< 下準備 >



りんごは、皮ごとスライスします。
オーブンは180度にセットして予熱をしておきます。

<作り方>

@ ピザ生地にバターを薄く塗ります。そして、スライスしたりんごを少し重なるくらいにならべていきます。
A 180度のオーブンで20分ほど焼きます。
B 焼き上がったら、はちみつをバターナイフ等で塗り、お好みでシナモンをかける。


りんごのピザはあっさりしています。少し冷めても、味は変わりないのでお客様が到着する前に何枚が焼いておくと良いかもしれません。



 カラフルパエリア

< 材料 >

・お米
・鶏手羽先
・ハマグリ
・パプリカ(赤)
・ピーマン
・ブロッコリー
・ズッキーニ
・レモン
・ニンニク
・白ワイン
・塩、こしょう
・水
・お湯
・サフラン 

< 道具 >

・パエリアパン
(フライパン)


2合
250g
9個
中1個
3個
1房
1本
1個
2片
大さじ3

2合
少量
ひとつまみ

< 下準備 >







お米2合はよく洗ってざるに上げておきます。
コップにサフランを適量入れ、少量のお湯を注ぎ色を出しておきます。
ハマグリは、塩抜きをします。
鶏手羽先は塩・こしょうで下味をつけます。
レモンは2センチくらいの輪切りにします。
ニンニクを刻みます。パプリカ、ピーマンを短冊切りにします。
ズッキーニは半月切りにしておきます。

<作り方>

@ 彩りになる野菜は先にゆでて色止めをしておきます。
ブロッコリー、赤いパプリカ、ピーマンをさっと湯に通して、氷水で冷やします。
A フライパンにオリーブオイルを入れニンニクのみじん切りを軽く炒めます。
鶏の手羽先とズッキーニを入れ、こんがりとした焼き色がつくまで炒めます。
(あとで蒸すので完全に火が通る必要はありません)
B パエリアパンにオリーブオイルを入れニンニクのみじん切りを軽く炒めます。
塩抜きしておいたハマグリを加え白ワインを大さじ3加えます。
ハマグリの殻が開くまでふたをして蒸します。蒸し終わったら取り出します。
C 取り出した後のパエリアパンにオリーブオイルを加えて洗っておいたお米を入れます。
軽く炒めたら、お水2合とサフランの戻し水も入れます。この時強火にします。
(ここでお好みで、コンソメやヴィヨンの素を入れても良いです)
D 水をいれたら、炒めておいた鶏の手羽先とハマグリを順番に等間隔で並べていきます。
ズッキーニもその間を埋めるように並べていきます。
E ぐつぐつと沸騰してきて水がご飯からすこし頭を出す程度の所まで来たら
弱火にしてふたをします。(10分ほど)
F ここで火を消して、15分ほど蒸らします。
(ここでふたを開けたくなりますが、十分に蒸らすため我慢です)
G お米に十分火が通っているか確認したら、最初に準備しておいた彩りの野菜を
ハマグリと鶏肉の間隔を埋めるようにしていきます。さらにレモンも置いていきます。
完成!


 
 パエリアパンは、フライパンでも代用できます。
    
 パエリアにはムール貝がよく使われますが、手に入りにくい場合もあります。
そこで今回は、ハマグリに挑戦してみました。
 今回はクリスマスをイメージした赤や緑のお野菜を使しました。








HP委員が作ってみました ♪ 

今回のレシピは2品ともちょっとハードルが高そうに感じました。

< 理由 >

@ パエリアパンなるものが無い。スーパーに売っているのか?
A 洋食に弱いので、ヴィヤベースとパエリアとの違いがはっきりしない。我が家ではヴィヤベースにもハマグリを使うが、パエリアとどこが違うのか?
B りんごには、こだわりがある。料理には酸味の強い紅玉を使いたいが近頃は見かけない。売っているのか?

< 解決策 >


@ パエリアパンの代わりに、土鍋を使用。土鍋といっても侮れません。我が家の土鍋はかの白州正子さんご推薦の、伊賀の福森さんが作る土楽鍋。我が家で唯一のブランド物です。これでうまくいかなかったら→レシピのせいにする。
A 米を入れて蒸すのがパエリアということで、米は魚沼郡の新米を使用することに。
これでうまくいかなかったら→レシピのせいにする。
B 紅玉はJAのフルーツセンターでゲット。紅玉は今では契約栽培しかしていないとかで、市場に出せない小さい物を7個300円で購入(昨年、高級スーパーで、1個300円の値が付いているのを見たことがありますが、ふじより高かった)。
これでうまくいかなかったら→運が悪い、あるいは レシピのせいにする。

それでは始めます。

★ カラフルパエリア ★★

( 下ごしらえ )

米は洗ってざるにあげておきます(30分くらい)。その間に手早くしたごしらえを。.
野菜の色止めは、ひとつまみの塩を入れると色が鮮やかになります。氷水に素早く入れたら水気をしっかりと切ることも大切です。軽く塩を振って下味をつけておいても良いと思います。米と一緒に炊くズッキーニは、少し厚めに切らないと溶けてしまいます。
ズッキーニは苦いので(私は好きですが)、子ども用には玉ねぎでもいいと思いました。
野菜の量は「少し多いかなあ」と思いましたが、そこも好みの調整でいいと思います。
私はイカも具に使ってみましたが、大変美味しくできました。帆立なども良い味がでるのではないでしょうか。

( 炊く )

米を炊く時は音をよく聞いていると良いと思います。沸騰してしばらくは、米が中で踊る音がします。そのうち「しゅっ」「しゅっ」と米に水が染み込む音がしますから、弱火にして蒸します。蒸す時は、TVを見るか、新聞を読んで気をそらし、蓋を開けたい衝動と戦います。
蓋を開けて、ご飯が良く炊けていることを確認するとかなりの達成感が湧いてきます。
しかし、ここでほっとしてはいけません。すぐに、野菜を埋め込む作業に移りましょう。
野菜は氷水で冷やしすぎないこと。常温くらいで埋めると美味しくいただけます。

( 食卓へ )

蓋を開けると「わあっ」という声が上がるはずです。ここで得意にならずに、冷静を装って器に盛りつけましょう。みんなの美味しそうな顔を見ていると、「作って良かった」という気持ちが湧いてきます。子どもの頃、こうやって、お母さんの手が動くのを、不思議な気持ちで眺めませんでしたか?今、みんなはそういう気持ちで箸を運んでいるはずです。



★ リンゴのピザ ★★
これは本当に簡単でした。注意するのは唯一点、ピザ生地とパイ生地を間違えないこと。私も間違えそうになりましたが、ピザ生地の場所を聞いたスーパーの店員さんもパイ生地の場所を教えたほどです。「りんご」というと、「アップルパイ」という連想になってしまうのでしょうか。
紅玉を使ったのは大正解でした。良い香りと適度な酸味、更に深紅の彩りがピザを一層美味しくしてくれました。蜂蜜が結晶して固まっている場合は、最初に塗ってしまってもいいし、また、(少しお高いですが)麦芽水飴を塗ってもいいかと思いました。くせのない甘みとつやが出ます。
ハーブティーやアップルティーと一緒に楽しいお茶ができると思います。


と、言うわけで、
 大変簡単、且つ美味しい料理は家族からも絶賛!自分用の料理レシピ集に早速採用いたしました。
最後に一言
「ありがとう。良いレシピです!」


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