F1観戦に行ってきました
M.U
今年のF1日本グランプリは,30年ぶりに冨士スピードウェイでの開催になるということもあり,7年ぶりの観戦に行くことにしました。
観戦したのは,日曜日の決勝レースのみでしたが,当日は生憎の雨でした。
サーキットへのアクセスは,基本的に近郊の鉄道駅や駐車場から出ているシャトルバスに限られています。土曜日の予選の際は,あろうことかサーキット内の バスの誘導路が陥没(!)するなどして大混乱だったというニュースを聞いていたので,日曜もレースのスタートに間に合うか心配しましたが,運営サイドの改善の努力もあってか,何とかスタートには間に合うことができました。
スタート前は,時折雨が激しくなる状況で,コースコンディションはかなり厳しそうです。
スタートが近づき, 各マシンがいっせいにコース上に出てくると,甲高いエンジン音が鳴り響き,観客席のボルテージも一気に上がります。生で見るF1の醍醐味は,そのスピードもさることながら,やはり,「音」ではないかと思います。私なんかは,この「音」は,何度聴いても嬉しくなってしまいますが,車に興味がない人でも,一度は,体験してみる価値があると思います。
そして,いよいよ,レーススタートとなりましたが,雨が激しすぎて危険と判断されたようで,残念ながらスタート後しばらくは,セーフティカーに先導されての追い越し禁止の走行になってしまいました。
雨が小降りになったところで,ようやく追い越し禁止が解除され,ここからが本当のレースの始まりです。私の座席は,ホームストレート(スタートラインやピットがあるところです)とは反対側のシケイン(コースがクランク状になっているところです)の手前で,F1マシンが時速280キロくらいから50キロぐらいまで一気に減速するところを見られるポイントでした。各マシンは,雨で路面が滑りやすい状況の中,激しい攻防を繰り広げ,コースアウトするマシンも続出でしたが,何度か鋭い追い抜きシーンを見ることもできました。
私は,帰りの混乱を避けるべく,レース終了の少し前に席を立ちましたが,レースの方は,新人のハミルトン選手の優勝で幕を閉じました。
雨の中の観戦はかなり大変でしたが,久々に見る本物のF1に大満足の一日でした。
セーフティカーに先導されるF1マシンたち。
通常よりかなりスピードは落としていますが,それでも時速200キロくらいは出ています。
メルセデスベンツを改造したセーフティカーもタダモノではありません!
水しぶきを上げながら,アクセル全開で加速していきます。
雨の中でも,果敢に前のマシンを追いかけます。
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