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(この本の特徴)
☆「できるだけわかりやすく」をコンセプトにQ&A形式で解説) |
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2009年8月に荒井総合法律事務所が編集した「隣り近所の法律相談」が法学書院より発行されました。読みやすく、また、電車で移動中にも一つのテーマが読み終われるようにと心がけたこともあって、幸い増刷、改訂もされ現在も販売中です。
今般出版された「隣り近所のトラブル解決 Q&A」は、前著と同じく「身近に起こる近隣トラブルについて、法律になじみの少ない方にもわかりやすく」をコンセプトに、具体的な例を掲げて解決方法をQ&A形式で解説しています。荒井総合法律事務所に在籍している弁護士と、OB弁護士が共同執筆しています。
今回は、空き家対策、民泊問題などの最近のテーマも加え、また、ご要望にお応えしてもう少し詳細の内容とし、判例の引用、紹介も加えた形にいたしました。説明の中で難しい用語や基本知識を解説するコーナーを設け、ひとくち知識にしたことも特徴です。
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(最近の近隣トラブル)
☆近隣紛争の増加、深刻化 紛争が起きたら解決方法は? |
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近隣トラブルには実に多くの種類があり、その内容も事案ごとに様々です。最近では、土地に関するトラブルや、建物、建築など昔からしばしば起こった近隣トラブルに加えて、ペット被害、猫の餌やり、ゴミ問題、先ほど挙げた空き家の放置問題、民泊問題など時代を反映したトラブルも発生しています。世の中の変化とともに、これらのトラブルは今後も増加し深刻化していくことが考えられます。
序章2では、上記の傾向を持つ近隣トラブルについて、具体例を掲げながら、紛争の回避方法、解決方法の手順について解説しています。現在トラブルを抱えている方は、今ご自分がトラブル解決のどの段階にいるかを知ることにより、今後の対応を冷静に考える道しるべを得るでしょうし、幸い現在はトラブルを抱えていないという方にとっても、良い近隣付き合いとはどのようなものかを考えるひとつの機会になると思います。
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(テーマごとに解説)
☆第1章から第10章まではテーマごとに解説がされています |
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第1章から第10章までは、隣り近所でトラブルになりやすいテーマについて弁護士が解説し、さらにQ&A形式で質問にお答えしています。Q&Aは全章通じて80以上、また「COLUMN」と名付けたひとくち知識も20以上設けられており、これらだけを読んでも日常生活で、今どんなことが問題になっているかを知ることができると思います。
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☆以下第1章から第10章までのテーマについて記載いたします。 |
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(第1章) |
境界と近隣関係 |
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(第2章) |
建築と近隣関係 |
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(第3章) |
私道・通行権 |
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(第4章) |
水道管・排水管・電線・ガス管 |
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(第5章) |
日照・通風・眺望 |
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(第6章) |
騒音・振動・悪臭・光害・ごみ屋敷 |
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(第7章) |
マンション・空き家 |
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(第8章) |
店舗等における騒音・悪臭・排水問題 |
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(第9章) |
ペットの問題 |
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(第10章) |
その他、親と子ども、火災、駐車場の近隣問題 |
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