荒井総合法律事務所編の書籍が出版されました 



隣り近所の法律相談


 
  弁護士の知恵A
  隣り近所の法律相談
  荒井総合法律事務所編
  四六判  224ページ 
  定価1,470円(税込5%) 
 
 
  法学書院より出版いたしました。
 Amazonなどネットにて販売中です。
 


(この本の特徴)

日常生活の中では,近隣の住民同士で様々なトラブルが起きる可能性があります。
例えば,「隣の家の建物が境界線をはみ出してきた」,「家の隣の土地に建物が建てられて日照・通風が妨げられる」,「隣の家の騒音がうるさい」,「いつも通っている道なのに,ある日突然私道だから通るなと言われた」,「隣家との間の境界線がわからなくなった」,「隣地からの流水を防ぎたい」,「集合住宅内の住人同士でトラブルが起きた」,「隣の犬に噛まれて大怪我をした」…等々,ちょっと見回しただけでも,周囲にはこんなに多くのトラブルが起こっています。

 ところで,もしこのようなトラブルが起きたときに,私達がまっ先に考えることは,「法律ではどのように定められているのだろうか」,「もし裁判をしたら,勝てるのだろうか,負けるのだろうか」といった素朴な疑問ではないでしょうか。
 このような問題にお悩みの方を対象として,日常生活の中で生じやすいトラブルを多数取り上げ,Q&A形式でなるべく簡潔に,かつ,できるだけわかりやすい文章で回答したのが,この“弁護士の知恵”シリーズA「隣り近所の法律相談」です。
 この本は,〈法律になじみの少ない人々にわかりやすく〉をコンセプトに,それぞれの回答は,むずかしい専門用語や六法全書そのままの言葉は避け,法令,判例,学説の引用をできるだけ少なくして,「ですます調」でわかりやすく,ていねいに解説されていますので,電車やバスの中でも気楽に読める本になっています。
 現在,隣り近所のトラブルでお困りの方はもちろん,そのようなトラブルに備えてわかりやすく簡潔な本を備えておきたいとお考えの方にも最適な本になったと思います。
 当事務所の弁護士10名が共同執筆した「隣り近所の法律相談」が,近隣紛争にお悩みの方々の一助になれば幸いです。

(目次より抜粋)

第1部 弁護士からのアドバイス
隣り近所のトラブルで悩んでいる方々へ

第2部 弁護士が明快に回答します
隣り近所のトラブル80のQ&A(以下のようなテーマを取り上げています。)

≪境界と近隣関係≫

境界を確定するにあたって,どのようなものが判断資料とされるか
隣りの家の樹木の越境部分を勝手に切ってよいか,など
≪建築と近隣関係≫
隣人が境界を越えて建物を建築し始めた場合はどうするか
隣家との間に塀をつくりたい,など

≪私道・通行権≫

私道を作るにはどのような方法があるか
私道の通行を妨害された場合、妨害の排除を求められるか,など
≪排水,排水管・ガス管・電線≫
隣地からの排水を止めることができるか,など
≪日照・通風・眺望≫
日照侵害を理由に建築工事の差止めができるか,など
≪騒音・振動・悪臭≫
隣人のピアノやオーディオの大音量に困っている
建設工事・工場の騒音・振動で困っている,など
≪マンション≫
水漏れ被害は誰に請求できるか,など
≪その他≫
犬に噛みつかれたが、飼主に損害賠償請求できるか,など


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